2004年12月28日

上越新幹線・上越線・飯山線が全線運転を再開

 JR東日本は、新潟県中越地震の影響で運休中だった上越新幹線「越後湯沢―長岡」間の営業運転を、予定どおり本日28日から再開した。昨27日には、やはり一部で運休中だった在来線の上越線・飯山線も開通し、JR線で地震の影響で運休中だった区間は全線での運行が再開された。
 JR東日本によると、新幹線では、安全のため一部で速度制限を行なうため、1月21日までの予定で暫定ダイヤが組まれている。東北・長野新幹線のダイヤに影響を与えないよう、上りについては新潟側での出発時間が繰り上がっている形となっており、利用客は注意が必要だ。在来線についても、復旧工事が継続しているため、当分の間一部列車の運休や徐行運転が行なわれている。また上越線を経由する夜行の特急・急行・快速は、当分の間運休される。(急行「能登」については年末年始期間に限り、一部時刻を変更の上運転される)
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/28 12:11

2004年12月24日

対談「冬の列車旅」(予告)

 12月20日(月)午後、銀座で、雑誌『東京大人のウォーカー』(角川書店、隔月刊奇数月26日発売)の企画で、落語家の三遊亭楽麻呂さんとの対談をおこなってきました。1月発売の次号に収録予定です。お楽しみに。

Posted by 種村直樹 at 2004/12/24 01:30

2004年12月22日

あさかぜ さくら 廃止が正式決定

 各JR旅客鉄道会社は、22日、2005年3月ダイヤ改正について、プレス発表を行なった。既に各メディアで報道されていた寝台特急「あさかぜ」と「さくら」の廃止も、正式に発表された。東京発着の九州方面のブルートレインは、「はやぶさ」と「富士」だけとなり、東京~門司間では「はやぶさ・富士」として併結して運転される。「はやぶさ」と「富士」は、いずれもシングルDX1両、ソロ1両、B寝台4両の6両編成が標準で、「はやぶさ・富士」としては下りは東京方が「富士」、上りはその逆の連結となる。
 JR東日本のプレス発表によれば、『寝台特急列車をご利用に合せた体系とします』との見出しで、ブルートレイン縮小の理由を「お客さまの減少にともない、‥‥」と明記している。東京発着の寝台特急を利用した荷物輸送(ブルートレイン便)も、3月改正で山陰線の「出雲」を含め全廃される。

参考:JR東日本のプレス発表(PDFファイル)
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/22 18:02

2004年12月21日

JTB時刻表愛読者限定・オリジナル列車運行!

 JTBパブリッシングは、20日に発売した『JTB時刻表』2005年1月号で、2月12日(土)に、一畑電鉄で「デハニ50形」お座敷電車を使ったオリジナル列車を運行する企画を発表した。新春1月5日から電話で参加者を募集する。詳しくは、『JTB時刻表』2005年1月号をご覧ください。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/21 22:37

JR富山港線のLRT化に補助金

 20日に内示された2005年度の財務省原案で、路面電車化による利便性向上を目指したJR西日本富山港線の取り組みに補助金が出ることがほぼ確実となった。
 富山港線のLRT化は富山市が中心市街地整備の一環として取り組んでいるもので、既に今年4月、富山港線の運営を引き継ぐ「富山ライトレール」が第三セクターで設立されている。
 今後富山市は、約60億円を投資し、新駅の開設や路線の併用軌道化を図ることにしている。
(蘇)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/21 19:00

2004年12月20日

小田急が「小田急東京メトロパス」を発売

 小田急電鉄では、12月11日のダイヤ改正にあわせて、小田急東京メトロパスの発売を開始した。これは、小田急線各駅(新宿~代々木上原間を除く)から代々木上原までの往復乗車(往復各1回限り)とフリー乗降(東京メトロ全線、小田急線新宿~代々木上原間)を組み合わせたもの。
 小田急線の発駅から代々木上原までの往復運賃に、東京メトロ一日乗車券(大人710円。小児は360円)を加算した額より割安となっており、通用は1日限り。特急ロマンスカーにも乗車でき(特急券は別途必要)、小児運賃(概ね大人の半額)も設定されている。提携の施設等では、入場料や飲食の優待もある。
 発売箇所は小田急線各駅(新宿~代々木上原間を除く)と小田急トラベルの主要営業所で、当日券の他、1か月前からの前売発売も行っている。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/20 22:57

2004年12月19日

東京メトロの回数券 使い勝手向上

 東京メトロは、このたび回数券の使用条件を一部改め、去る12月11日(土)から実施している。
 時差回数券について、従来は平日の10:00~16:00に限り使用できるものだったが、あわせて土曜・日曜・祝日・休日・年末年始においては終日使用できることとなった。従って、年末年始の期間は、曜日にかかわらず時差回数券及び土・休日割引回数券が終日使用できるようになったことになる。
 また年末年始の期間は、従来は12月31日~1月3日だったが、「12月30日から」に改められた。
 値段が普通乗車券の10枚分であること、構成が普通回数券(11枚組)、時差回数券(12枚組)、土・休日割引回数券(14枚組)で、これら3種類とも有効期間は発売日から3か月間、という点は従来と変更がない。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/19 09:05

2004年12月18日

「つばめ・おれんじぐるりんきっぷ」を新発売

JR九州は、12月14日、肥薩おれんじ鉄道との共同企画により、九州新幹線と肥薩おれんじ鉄道をセットにした割引周遊きっぷを、2005年1月11日より発売し、1月20日より利用可能とすることを発表した。

発表内容は以下の通り。


【きっぷ名】:「つばめ・おれんじぐるりんきっぷ」

【発売期間】:2005年1月11日~9月29日

【設定期間】:2005年1月20日~9月30日

【有効期間】:2日間

【内容】:片道はJR九州(九州新幹線「つばめ」など)利用。片道は肥薩おれんじ鉄道利用。
肥薩おれんじ鉄道内は途中下車が可能。新幹線利用行程中は途中下車不可。

きっぷは3タイプ。

(1):「つばめ・おれんじぐるりんきっぷ熊本」(熊本エリア限定)
(2):「つばめ・おれんじぐるりんきっぷ鹿児島」(鹿児島エリア限定)
(3):「つばめ・おれんじぐるりんきっぷワイド」(熊本・鹿児島エリア)

(1)と(2)は、大人・こども同額で4,000円・(3)は大人・こども同額で7,000円。

【発売箇所】:原則として、熊本駅・鹿児島中央駅

※きっぷを購入すると、肥薩おれんじ鉄道沿線観光情報満載のガイドブックを進呈。ガイドブックは、観光施設や食事施設の特典付き。


詳しくは、
JR九州サイト・ニュースリリース「つばめ・おれんじ ぐるりんきっぷを新発売!」
(斜)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/18 23:03

年末年始得する裏ワザ

 去る12月12日(日)午後、テレビ東京報道局報道部チームが事務所に来訪。年末年始もの企画の一環として「青春18きっぷ」についてインタビューをしてゆきました。

 翌13日(月)「NEWS EYE(ニュース・アイ テレビ東京系列 月~金17:00~17:25)」の中で放映されました。その日は上信電鉄取材に出かけていたので、あとでビデオをチェックしてみました。

交通費を安く!年末年始得する裏ワザという特集の中で、放映された僕のコメントは、

18きっぷについては、

そのときの気分で、「さぁ、今日はどっち行ってみようかな」というのを決めて乗れる。

というのと、交通費を安上がりにするポイントとしては、
列車本数が多く、足の速い、快速列車が多い区間・線区に乗れば、非常にお値打ち。
快速列車などをフルにいかして年末の買い物などに、グループでにお出かける奥様方も多い。
でした。

Posted by 種村直樹 at 2004/12/18 10:53

上信電鉄乗り歩き

 『鉄道ジャーナル』3月号(2005年1月発売)むけには、上信電鉄をルポした記事を執筆中です。12月13日(月)に乗り歩き、取材してきました。年末なので締め切りが繰り上がっています。

Posted by 種村直樹 at 2004/12/18 00:01

2004年12月17日

公式サイトにBLOGを導入いたします!!

このたび、僕の公式サイトの運営に携わってくれているレイルウェイ・ライター友の会[情報ステーション]の幹事諸君のすすめにより、BLOGというものを導入してみることにしました。

まず当面は、

☆ 僕の取材や出版などの情報をお伝えする
"Railway Writer's Today"

☆ 僕の鉄道に関するコメントや談話、ショート・コラムをお伝えする
"Railway Writer's Opinion"

☆ 時事の鉄道ニュースをお送りする
"Railway News"

の3本柱で運営してみることにします。

皆様からのトラックバックを受け付けておりますので、ご活用下さい。

Posted by 種村直樹 at 2004/12/17 12:00

2004年12月14日

鉄道完乗タイトルをキープ!

新線乗り歩き にし ひがし

 第76回外周の旅解散後、京都に宿泊し、12月10日(金)には、京都市営地下鉄東西線 醍醐~六地蔵間2.4キロの延伸区間に初乗り(04.11.26開業)。そのあと新幹線で帰京し、品川駅から京浜急行で羽田空港へゆき、羽田空港第2ビル ~ 羽田空港第1ビル間0.9キロの延伸区間にも初乗り(04.12.1開業)。一日で東西の新線を片付けました!これで、2004年中に開業の新線すべてに乗り終え、きれいな身体で年を越せる!

Posted by 種村直樹 at 2004/12/14 22:10

第76回外周の旅

 第76回「日本列島外周の旅」は、2004年12月6日(月)赤穂線播州赤穂駅からスタート、御津町室津、家島諸島真浦、西明石と3泊の行程で、明石海峡を渡り9日(木)、淡路島福浦で解散しました。これで通算399日となりました。次回(2005年3月の予定)の初日が、日本橋をスタートして以来「400日」記念日となることとなりました。

Posted by 種村直樹 at 2004/12/14 22:10

2004年12月13日

イオカード廃止へ

  JR東日本は、12月9日、2005年3月31日限りでイオカードを廃止(発売終了)すると発表した。1991年3月にJR東日本首都圏エリアに導入され、関東のSF(ストアード・フェア)カードとしてはパイオニア的存在のひとつだった。同社が2001年11月にチャージ対応型IC・SFカードであるSuicaを発売以来、その普及とともに主役の地位を譲り、発売枚数は減ってきていた。関東では各交通事業者間でSuica、パスネット、バス共通カードのICカード化・共用化へ向けての研究が始まっており、その意味からもJR東日本はイオカードの廃止に踏み切ることにした。
 同社によると、2006年1月頃の改めて発表する期日までは、発売済みのイオカードは引き続き使えるほか、通用停止時には残額を無手数料で払い戻す予定としている。また、3月31日を待たずに在庫がなくなった場合は、増刷せずその時点で発売を打ち切る。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/13 23:00

2004年12月11日

小田急、東急、東武が運賃改定申請

 関東の大手民鉄3社が12月10日に国土交通省に認可申請した。認可されれば、7年ぶりとなる。
 小田急電鉄、東京急行電鉄、東武鉄道の3社とも、2005年3月20日の実施を予定。改定の事情としては、特定都市鉄道整備事業計画の期間満了や新たな申請もからんでいる。改定率は概ね小幅。

 小田急は普通運賃は値下げ!

 小田急電鉄の申請内容は、初乗り運賃を130円から120円に引き下げ、多摩線の加算運賃撤廃など普通運賃については引き下げる一方で、定期券については値上げ(割引率の引き下げ)の内容となっている。(同社の定期運賃の改定は4月1日の予定)
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/11 01:08

2004年12月10日

上越新幹線全通へ向け、指定券販売も再開

 新潟県中越地震による被害で、現在越後湯沢―長岡間が運休している上越新幹線が12月28日に全線での運転再開されるのに伴い、JR東日本は本日10日から乗車券と指定席券の販売を再開した。JR東日本によると、全線開通後も越後湯沢-燕三条間で徐行運転をするため、東京-新潟の所要時間は本来の所要時間よりより15~20分長くかかる。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/10 21:07

青春18きっぷで普通列車グリーン利用

本日から利用期間に入った「青春18きっぷ」は、今冬に利用条件の改正が行われた。これまで普通列車の普通車限定だったのを改め、普通列車のグリーン車自由席に限りグリーン券を購入すれば利用できるようになった。
利用できるのは自由席グリーン車に限られ、瀬戸大橋線のマリンライナーや京都-四国の夜行快速ムーンライト高知・松山などの指定席グリーン車を利用する場合は別途乗車券が必要となる。
(天)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/10 12:43

2004年12月07日

鉄道博物館の展示等概要

 JR東日本は、12月7日、さいたま市に開設を予定している「鉄道博物館」の施設、展示車両等についてプレス発表を行った。
 車両については、1872年の新橋~横浜間の開業から、1982年の東北・上越新幹線開業までの鉄道の技術革新を示す35両の実物を展示するとしている。
 2005年冬に着工、2007年秋のオープンを目指している。
(卓)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2004/12/07 22:06