2006/03/11 00:01

『プラス1万プロジェクト』がピンチ

 東京都の八丈島では、島をあげての運動により、昨年10月、「八丈島-羽田」間の航空運賃を、12,650円から10,600円(特割1及び往復運賃の片道分)へ引き下げることに成功した。ただし、これは10月1日から本年3月31日までの半年間の試験であって、この間の利用者が前年比10,000人増加しなければ、運賃を元に戻すという条件つきであったわけだが。
 そこで、乗客増を目指して、『プラス1万プロジェクト』という取り組みを行っている。しかし、東京都八丈支庁などの情報によると、その達成の見通しは、なかなか厳しいらしい。3月9日現在では、あと13,202人の搭乗、今後一日あたり約600人ずつの利用客が要る勘定だが……
 3月21日からは、第40回のフリージア祭も開催されるなど、観光客誘致などによって、はたして、悲願は達成されるか。

(森)

Posted by レイルウェイ・ライター友の会 情報ステーション at 2006年03月11日 00:01
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